おりふしの記

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zoom RSS ヤマブキ

<<   作成日時 : 2008/05/03 22:10   >>

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 今、昼の散歩コースの山の斜面にはたわわに黄色い花を付けたヤマブキのえだが、風に吹かれてしなやかにゆれ動くいている。 このたわわな枝ぶりからヤマブリ(山振)と言われ、それが訛ってヤマブキ(山吹)となったのだそうだ。

ヤ マ ブ キ
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 ヤマブキと言えば太田道灌の故事と “七重八重 花は咲けども山吹の (実)みのひとつだになきぞかなしき ” という歌ををいつも連想する。

一重咲きのヤマブキ
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  その昔、武蔵野に鷹狩りに出かけた太田道灌が雨にふられた。 道灌は近くにあった粗末な百姓家に簑を借りようと立ち寄る。 家の中から出てきた娘は何も語らず八重咲きの山吹の一枝を差し出した。 意味がわからなかった道灌は、怒って雨の中を帰った。 娘は、蓑一つない貧しさを、 『後拾遺和歌集』 にある兼明親王が詠んだ歌、 七重八重花は咲けども山吹の実の一つだになきぞ悲しきにたくして詫びようとしたのだった。 そのことを人から教えられた道灌は、自分が風流を解さなかったことを恥じ入り、それからは武道だけでなく和歌の道にも励むようになったという。

八重咲きのヤマブキ
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 太田道灌と我が身をダブらせることは恐れ多いが、どこか前回の 「アケビの花」 の自分の不勉強さがまた思い出された。 生涯勉強である。



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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
おはようございます・・・
この山吹の花も田舎を思い起こさせる花の一つです。
田舎ではどこにでも咲いていましたから・・・
で、数年前諏訪方面に行ったとき、諏訪湖が見下ろせる諏訪大社の裏山?まで桜を見に登った時、その道中に山吹が沢山咲いました。
その山吹の小さな枝をいただいてきたのです、こっそりと!!(ごめんなさい)
それが今では毎年綺麗に咲いてくれます・・・
私のブログのトップに小さく乗せてある花が山吹です。
昨年私も詩吟でこの和歌を、太田道灌とその娘の姿を思い浮かべながら吟じたのですが、そんなことを思うと、なお愛しさが増す山吹の花ですね・・・

ネネ
2008/05/04 06:53
そうでした、ネネさんのブログのトップにも一輪のヤマブキのアップが掲載されていましたね。
その花が、諏訪大社の山吹なんですね。
御利益が多いんではないでしょうか?

山吹の花を見ると春を感じ、太田道灌の故事を思い出すんです。
ネネさんは、詩吟までやられるんですか、すご〜い!
わたしの義兄も詩吟をやっていますが、師範級だとか…。
wagtail
2008/05/04 21:55

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