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zoom RSS 虫こぶ (虫えい)

<<   作成日時 : 2008/05/13 18:38   >>

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 この頃雑木林の脇道を歩いていると、コナラに出来た林檎みたいな真ん丸いものが付いているのが目に付きます。 色も形もかわいく見えますが、これは 「虫えい(虫こぶ)」 と呼ばれ、アブラムシ・ハチ類などの昆虫が産卵・寄生したため異常発育をした部分です。 私はまだ試してみませんが、この林檎のようなもの(虫こぶ)を割ってみると、中から幼虫が出てくるようです。 そう言えば、子どもの頃、「これは、虫の巣だよ」などと言っていた友達がいました。

虫 こ ぶ
画像

  日本では1400種類もの虫こぶがあるそうです。 こんなに種類が多く、しかも初心者向けの書物は少ないのでよく分かりませんが、多分これは 「ナラメリンゴフシ」 ではないかと思います。

 この虫こぶの名前のつけ方には統一されたものがあります。 それは、 植物名 + 形成部位 + 形状 + 虫こぶ(フシ)
の4つの名をつらねられているのです。 
 ですから、 「ナラメリンゴフシ」 は、( ナラ + メ + リンゴ + フシ ) となります。
        樹種……コナラ
        虫こぶ……ナラメリンゴフシ  ( ナラ + メ + リンゴ + フシ )
        形成者……ナラメリンゴタマバチ
「ナラの芽にできた林檎のような虫こぶ」 というわけです。 このように、虫こぶの名前は、植物の種類と虫こぶのできた場所や形などが分かるようにつけられています。 実に合理的な名前の付け方だとは思いませんか。

虫 こ ぶ
画像

 もう少し紹介しておきましょう。
   
 『クヌギエダイガフシ』 という虫こぶは 「クヌギ (クヌギという植物の) エダ (枝につく) イガ (クリのイガのような) フシ (虫こぶ) ということになります。
 『ケヤキハフクロフシ』 の場合だと、「ケヤキ (ケヤキという植物の) ハ (葉につく) フクロ (袋のような) フシ (虫こぶ)ということです。
 同じように考えると、 『マタタビミフクレフシ』 の場合は、 [マタタビの実にできるふくれた虫こぶ] という意味になります。 この命名方は、ちょっと病みつきになりそうです。

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