おりふしの記

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zoom RSS 秋風になびくシュウメイギク

<<   作成日時 : 2010/10/06 06:48   >>

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 1mにもなろうかと思われる細く長く伸びた茎の先に、清楚で可憐な花のシュウメイギク(秋明菊)が、爽やかに吹き渡る秋風に優しくなびいている。 この花が咲くと、高い山から紅葉の便りが届き始め、秋が来たことをしみじみ感じる。  


 名前の通り秋を代表する植物で、京都の貴船山に自生していることからキブネギク(貴船菊)とも呼ばれるとか。  日本原産ではなく中国から伝わったものが野生化したもので白や桃色、淡紅紫色、そして、一重から八重まで種類も豊富にあるようだ。 我が家に咲くシュウメイギクは、白と淡紅紫色で、いずれも一重きだ。 
 

 茶花や、日本庭園などにそっと使われるようだが、数年前にこの花を見た時、清楚に咲く姿から “和” の雰囲気を感じ、すっかり気に入ってしまった。 そこで頼み込んで小さな株を知人から二株分けていただいた。 庭に植え込んでから数年、今ではグングン勢力を増し、株も大きくなり、我が家の秋には欠かせない花として毎年たくさんの花を咲かせている。
 

 この花については、わたしは二つのことについて勘違いをしていた。
 一つ目の勘違いは、秋に菊のような花を咲かせるという由来の「秋明菊」という名前が付いているので、てっきり菊の仲間かと思っていたが、菊の仲間ではなく、 ニリンソウやアネモネの仲間であるキンポウゲ科アネモネ属の植物ということだ。 ( 英名は、ジャパニーズアネモネというそうだ。)


 二つ目は、今まで「花」という言葉を使ってきたが、花だと思っていたものが花ではなかったのだ。 花びらに見える部分は実は萼(がく)で、中心部の緑色が雌しべ、オレンジ色が雄しべであり、シュウメイギクは花びら(花弁)を持っていないのだ。 これがキンポウゲ科の特徴だそうだ。

 乾燥に弱いので今年の猛暑にうっかりして散水を怠ったら、葉先がだいぶ茶色になってしまった株もあったが、ここに来てまた元気を取り戻し、たくさんの花を咲かせている。
 大株になりどんどん増えていくので、広がりすぎを抑えなければならないほどの繁殖力だが、花は気品があり、日本風の庭にはよく似合う美しい花だ。 今年もこうして我が家の庭に秋の風情を運んできてくれた。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
 「秋明菊」は、この近辺での庭でも良く見かけます。ほとんどが、うす紫色の「秋明菊」です。真白の「秋明菊」綺麗ですね。ご近所だと株分けして貰えるのだけれど残念です。キンポウゲ科アネモネ属だったとは知りませんでした。そう言われると、蕾がアネモネっぽい様な気がします。
藍上雄
2010/10/09 22:12
藍上雄さんへ
変わった花の形だなぁとはいつも思っていたのですが、
花ではないこと、アネモネの仲間であることを、最近になって知りました。
茶花や日本庭園などに使われるだけあり、“和”を感じさせる魅力のある花だと思います。
白のシュウメイギクは、一層清楚さを感じさせ、いいですよね。
繁殖力がオオ製で、どんどん株が増えて困るほどです。
wagtail
URL
2010/10/10 08:51

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