おりふしの記

アクセスカウンタ

zoom RSS 懸命に生きる植物たち

<<   作成日時 : 2011/04/20 06:24   >>

トラックバック 0 / コメント 4

 “根性大根” が話題になったのは数年前だが、今ではもう普通のこととしてとらえられ、別段珍しいこととして話題になることもなくなったようだ。 それでもやはりこの時期になると、職場の駐車場のアスファルトとコンクリートの間で花を咲かせていたスミレのことが気になる。


 あった、あった。 今年もきれいに花を咲かせ、自身の株が大きくなっているだけでなく、さらに他の場所にも子孫を増やしているとみえ、数カ所で青紫のスミレの花が咲いている。
 こうしたアスファルトで覆われている場所は、草花にとっては厳しい環境であることは容易に想像がつく。 夏は厳しい日照りにさらされ、冬は寒風が吹きすさぶ。 場所によっては人や車に踏みつけられることもあるだろう。 それでもこうして毎年芽を出し、花を付けているのだ。


 スミレ以外に、花を咲かせている草花もあるだろうかと見回してみると、タンポポ、ノボロギクを始めとした様々な草が同じ条件下で、生きているのが見つかった。 アスファルトの下からアスファルトを突き破って生育する植物があるほどだから、土が少ないわずかな隙間であろうが生育条件が整うのだろう。 (アスファルトは、隙間だらけの構造であるから、植物がの芽がアスファルトを突き破るのは理解できないわけではないが…。 それでも、やはり 「すごい!」 と思う。)


 多分このアスファルトとコンクリートの隙間に生息する植物たちは、アスファルトの下の土まで根を伸ばしているに違いない。 今回の観察で、厳しい環境下で懸命に生き続ける植物の仲間が随分広がったが、自然は本当に不思議なもので、こちらから近づいていくと心を開いてくれる。  ひとつの花に関心を寄せ近づいて観察を始めると、次々に新たな花が見えてくるのだ。
 フィールドに出る機会が多いほど多くの新しい自然に接することができ、一層自然に興味関心が高まっていく。 自然好きが一層自然の魅力にとりつかれていく循環のようなものかも知れない。
  

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
本来は地球はセメンやアスフアルトで覆われてはいない。
でも、人類は自分達の利便の為に地球の一部を
コンクリートやアスファルトで覆っている。
木達も植物達も許して呉れるだろう。
生命力そのものですね。最近はあちら、こちらで
眼にするようになりましたね。
あいべん
2011/04/20 19:11
あいべんさんへ
厳しい環境下で、たくましく生き抜き、
花を咲かせ、実を付ける植物を見掛けると、その生命力に感動します。
軟弱に生きている温室育ちの花に比べたら、すばらしいの一言です。
wagtail
URL
2011/04/21 17:14
幾つもの種が飛び、その種が落ちた場所がどこであろうと、
与えられた選べない条件の中でも、根を張り花を咲かせるのですから、
驚かされます。

また、抜かれても、抜かれても、ほんの少しの残った根から、
また花を咲かせる芝生の中のタンポポやクローバーの逞しさには、
根負けしてしまいます。
雅♪
2011/04/22 00:32
雅♪さんへ
どんな厳しい条件下でも、わずかな生存可能条件があればそこに自分の命を託す。
自然界における植物の逞しさ、したたかさかも知れませんね。
さらに雅♪さんのおっしゃるとおり、いったんその地に命を留めたならば、余程のことがない限りたくましく増殖を続ける。
生きていくための植物たちの工夫がその過程に生かされているようにも思えます。
素晴らしい植物の生き様として私の目には映ってきます。
wagtail
URL
2011/04/22 22:10

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
懸命に生きる植物たち おりふしの記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる