おりふしの記

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zoom RSS シロヤマブキの花

<<   作成日時 : 2011/05/23 00:01   >>

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 今年も散策道路脇の林の斜面にシロヤマブキの花が咲いた。 和名は、白色の花咲くヤマブキであり、葉の形や幹の状況はヤマブキによく似ている。 しかし、ご存知の方も多いと思うが、黄い花を咲かせるヤマブキの白色品ではなく、同科異属の花なのだ。 


 確かに花の大きさ、葉の大きさや形はヤマブキに多少似ているが、詳しく見るとそれ以外の共通点はほとんど感じられない。 花弁や顎の数はヤマブキは5枚であるのに対し、シロヤマブキは4枚。 また、葉の付き方を比べると、ヤマブキは互生だが、シロヤマブキは対生で、種子の大きさや数もだいぶ違っている。 ヤマブキもシロヤマブキも同じバラ科ではあるが、属の違う全くの別種の植物なのだ。


 シロヤマブキは、なかなか風情を感じさせる花で、私は大好きだ。 だが、惜しいことに花の寿命は短く、数日のうちに花は散ってしまう。 その代わり、花の後にできる艶のある6〜7mm程の黒い種子はなかなか落下せず、1年ほど付いているので、生け花などにもよく使われているようだ。


 最近、この自生しているシロヤマブキの生育状況が危機的であるということを知った。 どうやら園芸目的の採取が原因らしい。 なかなか趣のある花なので、 「自分の家の庭にも…」 と思いがちだが、シロヤマブキが自生している所での種子の採取は厳に慎みたいものだ。
 取らない。 採らない。 撮るだけにしよう。


 ( 蛇足ですが、ヤマブキの白花品に、園芸種のシロバナヤマブキがあります。 これは5弁花ですので、シロヤマブキとは、別物です。 )

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おりふしの記
2011/08/17 11:05

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
 やはり、種子の採取より盗掘の方が問題ではと、思います。北海道では、「レブンアツモリソウ」が、盗掘により、絶滅危惧種と成っております。もしかしたら、「シロヤマブキ」も同じ事が起こっているのかも知れません。(個人的な憶測ですが。)
藍上雄
2011/05/23 00:50
藍上雄さんへ
きょう調度ツツジを見に行ったお寺の庭で、クマガイソウらしき花を見てきましたが、
レブンアツモリソウは、盗掘によって絶滅危惧種になってしまったんですか。
そうですね、人の目に尽きにくいところに自生地があれば、盗掘と言う可能性も十分あり得ますね。
盗掘は、根こそぎ持って行かれてしまうので、たまったものではありませんよね。
心から、撮るだけにして欲しい、そう思います。
wagtail
URL
2011/05/23 21:35
おはようございます。シロヤマブキ、少なくなっているのですね。いわゆるヤマブキと、違う属なんですか、ヤマブキの白バ−ジョンとばかり思っていましたよ。
我が家のもの、鉢上げしましたが、確かに黒い実が長く残っています。
蒔いて発芽するのを見たいものですね。
行き当たりばったり
2011/05/25 07:52
こんにちは
シロヤマブキの花決して華やかでは有りませんが
物静かな白が綺麗ですね。
花瓶で冴える花と自然の中で輝く花、どちらも
綺麗ですがやはり花は自然の中で輝く花が
綺麗で好きですね。
あいべん
2011/05/25 14:26

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