おりふしの記

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zoom RSS 奇妙な樹形のしだれ栗

<<   作成日時 : 2011/09/28 06:52   >>

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 過日、箕輪町の 「赤そばの里」 に行った帰り道、ずっと気になっていた辰野町小野の 「枝垂れ栗自生地」 に立ち寄ってみた。 ここには、大小あわせ約800本の枝垂れ栗が自生しており、最大のものは周囲約4メートルあまりの巨木もあり、国の天然記念物に指定されている。

枝垂れ栗の自生地

 葉が付いていると余り目立たないが、巨木から幼木までの枝垂れ栗が、まるで盆栽を思わせるような趣のある奇妙な樹形をなして自生しているのだ。 この時期は、うっそうと葉が茂っているため 「枝垂れ栗」 といわれるこの栗の独特な樹形がよくわからない。

葉の茂る枝垂れ栗

 ところが、林のあちらこちらに何本かの枯れて白くなった枝垂れ栗の木が立ち枯れしており、この白い木により枝垂れ栗の樹形の特徴をはっきりと見ることができた。 今までに写真では何度か見たことはあったが、初めて自分の目の前にした枝垂れ栗の巨木は圧倒するような独特な美しさでわたしに迫ってきた。

立ち枯れした枝垂れ栗

 この枝垂れ栗は、シバグリの突然変異によって生じ、幹や枝に独特の形状をもたらしたのだという。 色々調べてみると、シダレザクラのように枝垂れる性質により下に向かって枝が生長すると共に、頂芽や枝の一部分が枯死し、側芽を生長させることを繰り返すことでこうした奇形になったということだ。
 この独特の樹形をとらえ、この地域では、 「その昔、栗を採る子ども達のために天狗が枝を垂らしてくれた」 と言い伝えられている。

枝垂れ栗の枝振り

 ここの枝垂れ栗は、春の芽吹き、秋の黄葉、冬の雪化粧と見応えあるが、何と言っても、冬に葉を落とし幹や枝に雪が積もっている雪化粧の景色は圧倒されるほど美しく素晴らしいそうだ。 残念ながら、我が家からはちょっと距離があり過ぎる上、雪の降った時に除雪体制の取れていない現地にやって来るのは大変なことだ。 圧倒されるほど美しいという枝垂れ栗の雪化粧景色は、残念ではあるが皆さんの写真で我慢することにしよう。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
今晩は。枝垂れ桜ならぬ枝垂れ栗ですか。すごい巨木、不思議な木です。
それにしても太い幹。おどろきです。このように成長するのも何か意味があるのでしょうね。自然の妙を感じます。
雪道の長距離運転は大変です。確かに、どなたかの写真で我慢した方がいいでしょうね。
行き当たりばったり
2011/09/28 18:08
 行き当たりばったりさんへ
奇妙な樹形の白い巨木、見ているだけで圧倒されます。
まさに“自然の妙”ですね。
私たちの理解を超えた、枝垂れ栗の行き着いた姿です。
我が家から現地まで、峠を二つ位越さないと到着しません。
除雪されていない山道、考えただけで、尻込みです。
wagtail
URL
2011/09/28 22:15

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