おりふしの記

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zoom RSS 花粉アレルギーは濡れ衣?

<<   作成日時 : 2011/10/31 16:00   >>

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 この時期になると、あちらこちらの空き地や荒地で、背の高い黄色い花を咲かせているセイタカアワダチソウを見かける。 北アメリカ原産で明治の頃庭園に植えられたのが広く野生化したといわれている植物だ。 


 繁殖力が大変強く、群生していることが多く、草丈も2メートル位になりよく目立つので、「雑草の女王」 のような風格さえ感じてしまう。 雑草ではあるが、造成地や荒れ地などに生えている時はとても美しいとは思えないが、周囲が美しい場所にでも一面に群生していたものなら、きれいに見えるかも知れない。
 全体を見ると雑な花に思えるが、一つの花をアップで見てみると、実にかわいいものだ。 花も、生えている場所や見る視点が変わると、印象も全く違ってくる。


 “印象” といえば、このセイタカアワダチソウは、一時期多くの人に嫌われていた植物の一つだ。 それは、花粉アレルギーの元凶であるという濡れ衣を着せられたことによるものだ。 ところが、この花は虫媒花であるので、スギやブタクサ等の風媒花に比べると影響は少ないと思われる。 しかし、「虫媒花であろうが、風でも運ばれるので花粉症の原因になる」 とする学者もいるので、はっきりした事は不明だそうだが…。


 さらにおもしろいことに、以前にも触れたことがあるが、この植物は、地下茎からは他の植物の生育を妨げる物質も出すため、その場所が一面セイタカアワダチソウで埋め尽くされてしまう。 そして、やがては自分自身もその物質によって生育が抑制され、勢いがなくなってしまうというのだ。
 これについても、もう10年以上もセイダカアワダチソウで埋め尽くされている荒れ地があることから、自身の成長が抑制されるというのは疑わしいと考えている人もいるようだ。

 わたしは、アレルギーと生長抑制物質のことからこの植物に特別の興味を持ったのだが、いずれにせよ、色々と物議を醸す帰化植物だ。 別にセイタカアワダチソウの肩を持つ訳ではないが、どなたか、確かな調査研究により誰でも納得のいく結論を出し、晴らせるものならば濡れ衣を晴らしてやってほしい。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
九州もそろそろ 紅葉名所では色づき始めました。
お花と同じで 見ごろは確実には4〜5日ぐらい まこと以って
悩ましい。それを過ぎれば 黒ずんだり 色褪せたり ですよね。

ところで このセイダカアワダチソウは なんと 阿蘇の民宿で てんぷらで
食卓に出ました、穂先の花の部分です。女将の話で 家族で何回も何回も試食して また 保健所で
安全確認しているから どうぞ安心して 召し上がれ!!でした。
食卓がカラフル 私も食べましたが 何の以上もなく サクサクとして
美味しかったですよ、
民宿の女将さんの 勇気に拍手でした、
厄介??ものの 話題作りと 料理の一品 ざぶとん3枚上げたくなりました。
全国の宿の関係者も一考出来るかもしれませんね。
あれ〜〜 これは企業秘密では多分ないでしょう。
お客さんに出すぐらいですから 了 としますね。
山帽子
2011/10/31 19:30
山帽子さんへ
自由時間が確保できる時期と、紅葉の見頃時期、なかなかうまくマッチィングしてくれないものですよね。
信州の里山の紅葉は始まったばかり、今年はどんな染まり方をするのか楽しみです。
セイタカアワダチソウの天ぷらですか…。
嫌われ者のセイタカアワダチソウを食用にするとは、驚きです。
これは、きっと大当たりのメニューになっているのではないでしょうかねぇ。
wagtail
2011/10/31 21:45
今晩は。セイダカアワダチソウ、私はこの黄色が気に入っています。遠くからみる この黄色はまさにまっ黄色。花粉もそれほど多くはないような気がします。
アップで見るのも面白いですね。
行き当たりばったり
2011/11/01 22:45
行き当たりばったりさんへ
花粉アレルギーの元凶という気の毒な濡れ衣を着せられた植物ですが、
庭植えの植物として外国から持ち込まれただけあり、見捨てたものではありませんよね。
鮮やかな黄色い花が高い位置に見られ、よく目立ちます。
マクロレンズを通してみると、また違った世界が見えてきて、おもしろいです。
wagtail
2011/11/02 08:33

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