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zoom RSS 『虫こぶ』 のおもしろ味

<<   作成日時 : 2012/05/28 20:07   >>

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 朝の散策をしていると、道端の若いナラの枝に赤い小リンゴのようなものがくっついていた。 以前ケヤキの葉にできていた虫こぶを見ているので、すぐにこれも虫こぶだと分かった。

 
 虫こぶは、植物の内部に昆虫が卵を産み付けることによって、植物組織が異常な発達を起こしてできるこぶ状の突起のことで、虫えいともいう。 
 ダニ、アブラムシ、タマバエの幼虫など、さまざまな虫が、植物に寄生することでできるのだが、多くはこぶ状になるため、 “虫こぶ” と呼ばれている。
 以前、ケヤキハフクロフシの虫コブの中を調べたことがあるが、確かに袋の中には、アブラムシのような昆虫が入っていた。 (興味のある方は、こちら 「見たぞ!! 虫えいの正体」 に立ち寄ってみてください。)


 見た目はリンゴのようで、ちょっと可愛い実のようにも見えるが、寄生された植物にとっては何とも迷惑な話だ。 ただ、こうしてみると実におもしろい形で、ついついこうして見とれて写真にまで撮ってしまった。 多分これは、ナラメリンゴタマバチによって作られたナラメリンゴフシという虫こぶではないかと思う。


 ところで、虫こぶの名前の付け方は、実におもしろい。 例えば、昨年取り上げた前述の 『ケヤキハフクロフシ』 は、最初の 『ケヤキ』 は植物の名、次の 『ハ』 が虫こぶが葉できること、次の 『フクロ』 が虫こぶの形を示している。 最後の 『フシ』 は虫こぶという意味なのだ。
 同様に考えると、ナラメリンゴフシの虫こぶは、( ナラ + メ + リンゴ + フシ ) であり、
『ナラ』 は植物名、 『メ』 は、虫こぶがナラの芽の部分にできていること、次の 『リンゴ』 はリンゴのような虫こぶの形を表していて、最後の 『フシ』 は、虫こぶという意味ということなのだ。

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コナラにできた 虫えい (虫こぶ)
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2016/05/03 09:15

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
なんだか痛々しい気がします。
虫が原因でこのような形になってしまって。
でも、名は面白いですね。
なぜこの名になったのかしら・・・と
調べ出したら、面白さに惹き付けられてしまいます。
またお教えください。
雅♪
2012/05/28 23:15
雅♪さんへ
この虫こぶは、ちょっと日が大分経過してしまっているので色がさえませんが、
はが若い頃の虫こぶは赤味があり、本当にこりんごのような愛らしさがありました。
余りたくさんの虫こぶができていると、寄生された植物たちには本当に気の毒に思えてきます。
名前の付け方は、本当にウニー苦で、気に入りました。
こんな名前の付け方でしたら、自分にもできそうで、
自分だったらどう命名しようかと考えるのも楽しくなってきます。
wagtail
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2012/05/31 06:28

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