おりふしの記

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zoom RSS イタチも 姿を現した!

<<   作成日時 : 2012/06/29 12:44   >>

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 毎朝歩いている散策路での野鳥撮影チャンスがすっかり減ってしまったので、気分を変えて千曲川のオオヨシキリでも見てこようかと思い、爽やかな晴天に誘われるように出掛けてみた。 河原の土手を下り遊歩道を歩いて行くと、10メートル程先に流れがあり、小さな橋が架けられていた。


 鳥の姿を求めながらそちらの方にゆっくり歩いて行くと、橋のたもとで動物の動く気配を感じた。 こんな時には、いつも野鳥撮影用の望遠レンズを双眼鏡の代用に使うのだ。 カメラのファインダーを覗くと、やはり茶色い毛並みの動物の姿が目に入ってきた。 まだこちらの気配には感づいていないらしく、警戒している様子はないが、どうやら余り見掛けない動物のようだ。 時々周囲を眺め回す仕草が何とも可愛い。 気づかれないように撮影しながら、更なる接近を試みる。


 場所を移動するのか、体の向きを変えこちらを向いた。 可愛いい顔をしており、動きにもあどけなさが感じられる。 それから橋を渡るのか、橋の上に前足をかけ、可愛く見えた動物の体全体が見えた。 何と胴体が長く、短足な動物。 これは、2〜3年前に一度だけ見たことのあるイタチではないだろうか。
 イタチは、身近な動物で見かけるチャンスは多いけれども写真に撮るとなると動きが速く静止していることが少ないので難しいのだ。 とにかく気づかれないうちに撮影を…。
 

 イタチは、かわいい顔に似合わず獰猛で自分より大きい動物も餌にしているらしい。 子どもの頃、農家などで飼っている鶏をこのイタチが襲撃し、憎まれていた話を聞いたことがある。 なぜかイタチの名前は昔から、イタチの最後ッペ等で代表されるように盗人とか、意地汚い目明しなど、余り評判がよくないのはそのせいだろうか…。
 こうした小動物以外にも、水に潜って魚やザリガニなども捕らえ、食べているようだ。 ここ千曲川なら魚は豊富だし、ザリガニもかなりいて、餌の確保に困ることもないだろう。


 ところで、今まで普段使い慣れている “イタチ” という言葉を使ってきたが、日本にはニホンイタチ (日本固有種) とチョウセンイタチがいて、チョウセンイタチのほうがやや大きく、専門的には尾率 (尾長÷頭胴長) が50%以上ならチョウセンイタチで、50%以下ならニホンイタチらしい。 撮った写真で尾と頭胴の長さを測定し、この比率を計算してみたが、微妙な数値で、わたしにはどちらとも判別しがたい。 ニホンイタチかチョウセンイタチかは、実物の胴体と尾の比率・骨格を調べなければ判断できないだろう。
 とりあえず、“イタチ” ということで勘弁していただこう。 (実際は、“イタチ” という名のイタチはいないのだ。)
  

 やがて、このイタチも、こちらの姿に気づくことなく、全く自然な状態での姿を見せたまま、橋を渡って、向こう岸へと姿を消していった。
 以前イタチにあった時は、動きが素早く、ブレブレの写真であったが、今回は、こうして自然なイタチの姿を撮影できたのは幸運だった。 それにしても、このところアナグマに出会い、タヌキの姿を見掛け、今度はイタチの姿まで…。
 こんな機会に恵まれるたびに、日々の散策、自然の中に身を置くことの楽しさが一層膨らんでいく。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
いつも素敵な画像 有難うございます。
イタチ、とてもかわいいです。
動物の自然な姿を撮ることは、本当に難しいです。
紙屋の、障子に足跡があり、やぶれたところからはいって、泥足が、台所の板壁伝いに移動していました。
テンではないか、とのご近所さんの話です。
取られるものは何もないから、かわいいと思えるのでしょう。
イタチの真っすぐな視線がたくましく思います。本当に良い写真ですね。
里ばあ
2012/06/29 19:12
里ばあ さんへ
イタチに気づかれずに、こちらの方が先に姿を発見でき、幸運でした。
こうして自然の中にいるうちはいいのですが、イタチやテンが、天井裏に入ってしまい、
糞尿被害があってしまったなどということもサイト上で見掛けることがあります。
野生動物の目は、本当に生き生きしていますね。
やはり飼われている動物とは、輝きが違います。
wagtail
URL
2012/07/01 19:16
おはようございます。自然のままの姿を観察できるというのは、すごいことですね。
気づかれずによかったです。この千曲川の河原で生活しているのでしょう。
まだまだ多くの生き物、見せていただけそうです。
行き当たりばったり
2012/07/02 07:46
行き当たりばったり さんへ
新たなフィールドに移った4月以来、たった3ヶ月の間に、
タヌキ、アナグマ、そしてこのイタチに出会いました。
こんな野生動物たちに出会えるなんて、まさに自然そのものだと思います。
次は、どんな自然の営みに出会えるのか楽しみです。
wagtail
URL
2012/07/03 09:25

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