おりふしの記

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zoom RSS モリアオガエルの卵塊

<<   作成日時 : 2012/06/22 18:47   >>

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 昨日は、台風も去り、次の梅雨前線が北上する合間を縫っての晴天となった。 6月一回目のバードウォッチングに戸隠高原に出掛けた。 いつものように戸隠森林植物園の駐車場に車を停め、みどりが池から園内に入る。

みどりが池

 みどりが池周囲は、たくさんの樹木や草が池の水面上にせり出しているが、5月に二回訪れた時にはまだ見られなかった白いものが、今月は木の枝にくっついているのが観察された。 モリアオガエルの卵塊だ。
 池周囲の草木をよく見ると、数十に及ぶだろうおびただしい数の卵塊が見られた。 この卵塊の中には、モリアオガエルが産卵した卵が入っているのだ。

モリアオガエルの卵塊
 

 カエルは水中に産卵するものがほとんどだが、モリアオガエルはこうして水面上にせり出した木の枝などに粘液を泡立てて作る泡で包まれた卵塊をつくる。 そして、泡の塊の中に産卵するのだ。
 モリアオガエルは、産卵場所が目立つ樹上であり、目立った存在なので、多くの人が知る蛙だ。 この卵はいつ頃産み付けられたのかは分からないが、普通1〜2週間ほど経って卵が孵化し、誰もが知るように、崩れる泡の塊とともに下の水面へ次々と落下していくのだ。 水に落ちてからの数分間が、オタマジャクシにとってはいちばん危険な、生死を分ける時間だが、どの位の割合で生き延びることができるのだろうか。

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コメント(4件)

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先日私も、モリアオガエルの卵塊を見ました。
こんな良い環境ではなく、小さな湿地でした。
それでも幾つもの卵塊があり、下から見上げると卵の粒が見えました。
浅い水たまりにオタマジャクシがひしめき合っていました。
多くが、何かの食料となるのでしょうね。
それでも毎年卵を産みに来るのだから、人間が絶滅させることは多いのでしょうが、自然界はたくましいのでしょうね。
有難うございました。
里ばあ
2012/06/22 22:43
里ばあ さんへ
産卵場所が目立つ樹上であり、目立った存在なので、
親がエルの姿は知らなくても、この卵塊は多くの人が知っていますよね。
オタマジャクシは、最初の3日間くらいを無事に生き延びれば、その後は力強く成長していくようです。
卵が落ちる環境によって生存率は随分違うようですが、
落下する池にイモリが待ち構えていたり、水がなかったりしたら致命的のようです。
いずれにしても、自然界で生き延びていくのは、
どんな生物にとっても容易なことではないんでしょうね。
wagtail
URL
2012/06/23 17:08
こんばんは。不思議な生態ですね。全国に見られるようですが、蛙の中でどうしてこの種だけがこんな産卵方法をとるのでしょう?
池の中にポトンと落ちてたくましく生き延びていく---。ほんとに自然のメカニズムに驚くばかりです。
行き当たりばったり
2012/06/26 22:32
 行き当たりばったりさんへ
自然界にはこうしたおもしろいことがたくさんあり、興味が尽きません。
だからこそ、自然散策がおも白いんでしょうね。
いつも新鮮な気持ちで、動植物の生活を見詰めることができます。
wagtail
URL
2012/06/27 19:23

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