おりふしの記

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zoom RSS 訳あり アブラゼミ?

<<   作成日時 : 2012/07/13 14:50   >>

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 朝の散策の時には霧が巻き、いかにも梅雨らしい湿り気たっぷりのどんよりとした天候だったが、日中は少しずつ陽射しも覗いた。 ちょっと外出して帰宅すると、この夏初見のアブラゼミを庭先で見付けた。 近寄ると足下で羽をばたつかせ動き回っている。


 夏になるとセミたちがこうして地上でばたついている姿はそう珍しいものではない。 だから余り気にもとめずに、今年の初観察の記録にと思いまずは一枚撮影をした。 さらに接近した撮影もしてみようと思い、家に入りマクロレンズを持ち出して先ほどの場所に行ってみた。 相変わらず同じ場所から大きく移動することもなく、羽を激しく動かしたりひっくり返ったりしている。
 



 カメラを持ちに行っている間逃げることもなく同じ場所にいるなどちょっと動きもおかしいなとは思った。 気がかりだったので、上の写真を撮影した後、15分ほどしてから再びアブラゼミのいた場所に行ってみると、まだそこにいるではないか…。 やはりどこかおかしい。
 よく観察すると、常に両方の羽の先が少し上を向いており、羽を閉じても体に密着することがないのだ。 ことによったら、この羽の異常によって飛ぶことができないのかも知れない。 


 もしそうであるとすれば、何年もわたる地中生活を経てようやく地上に出て、ひと夏を謳歌できるというこの瞬間を迎えたというのに、何とも気の毒なついていないアブラゼミだことか…。 とりあえずアスファルトの駐車スペースから、少しでも安全と思われる脇の花壇の中に場所を移してあげた。 このアブラゼミの行く末も何となく想像できるような気もしたが、これもこのアブラゼミの宿命だと受け入れざるを得ないだろう。 

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
かわいそうですが、どうすることもできませんねぇ。
以前我が家で羽化したアゲハチョウが
羽を充分開ききれないうちに、羽同士がくっついてしまいまして
可哀想でしたが、数時間後には姿が消えていました。
なんとか生き抜いて欲しいと思いました。
雅♪
2012/07/16 23:28
こんなになれないうちの蝉の幼虫を見かけました。
上手く脱皮できないようで命を落としてしまいました。
これまでに生き延びてきたのに・・・と悲しい思いになりました。

なかなか成虫になって無事生涯を終えられない蝉もいるのですね。
ベニマシコ
2012/07/18 00:43
 雅♪さんへ
このセミを見付けた翌朝、まだほぼ同じ場所にいました。
大空を舞って、大きな鳴き声を響かせることはかなわないと思いますが、
これも、このセミの宿命としかいいようがありません。
昆虫界、きっと羽化が上手くいかないケースってかなりあるんではないでしょうかね。
wagtail
URL
2012/07/19 17:39
 ベニマシコさんへ
昆虫界、脱皮の瞬間の環境条件が整わないために、
奇形として羽化してしまうケースは、かなりあるんでしょうね。
私たちが成虫を見るのは、ほんのごくごく一部ですが、
ベニマシコさん始め私たちもこうして成長しきれなかった成虫を観察しているわけですから…。
wagtail
URL
2012/07/19 17:45

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