おりふしの記

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zoom RSS 早春の味覚 ・ 蕗のとう

<<   作成日時 : 2013/02/22 18:39   >>

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 この冬は何回雪かきをしただろうか…。 例年より雪の降る日が多いような気がする。 従って、いったん消えそうになった雪も再び降り積もり、今になっても完全に解け去らずにいる。


 それでも毎年蕗が出ている裏庭の一角の雪はだいぶ解けてきている。 蕗のとうが出ているだろうかと探してみると、雪が解けたばかりの濡れた黒土を持ち上げ、幾重にも積み重なった落ち葉を押しのけて黄緑色の芽を出していた。 雪が解けて土がのぞいた場所にこうしてちょこんと顔をのぞかせているのを見付けると、思わず嬉しくなってしまう。
 フキ ( 蕗 ) は 「富貴」 に通じるといわれている。 雪解けが待てずにじっと雪の下でこの時を待っていたのだろう。 よく見るとこの蕗だけでなく、あちらこちらで雪を割ってひょっこりひょっこり顔を出しているではないか。 その姿に待ちわびた春の息吹を感じさせられ、思わず笑顔になってしまう。 そして、 「まだ他にもないか」 と真剣に探してしまう。

 

 蕗のとうは、こうして雪の下から顔を出す春の使者であり、春を代表する山菜の王様だ。 冬の間に体内にたまった脂肪を流すために 「春の皿には苦味を盛れ」 と言う。 採った蕗のとうは両手にいっぱいになるほどの量になった。 寒さに耐えるように、蕾を何重にも苞が取り巻いている。 おいしく味わえるのは花が咲く前のこんな状態の時。
 昨日はこれを 「ふき味噌」 にしてもらい、さっそくいただいた。 春の息吹を感じさせる独特の香りとほろ苦い味が口いっぱいに広まった。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
おはようございます。フキノトウですね。もう出ましたか。春先の恵み、ありがたいものです。パックの中でしか、会えませんが、やはり地物ですね。
災害前には、ハウスでつくって早出ししてた知り合いの方がありましたが。
行き当たりばったり
2013/02/24 11:40
 行き当たりばったりさんへ
これが雪の下から頭を出し、蕗味噌をいただくと、
「ようやく春が近くなったな。」と実感します。
何も手を入れていませんが、毎年こうして出てきてくれます。
蕗のとうで楽しみ、大きくなると蕗で楽しみ、
何度も食卓に上がるありがたい野草です。
wagtail
URL
2013/02/25 21:23
信州もようやく 春の使者が 土の中からおいで
なさいましたね。
北国はいまだに 深い雪の中みたいですが。
フキノトウはこちらでは 完全に<トウ>になってしまいました。
蕗が大きくなれば こちらでは 佃煮みたいな<キャラブキ>
がよく作られます。
これがまた 結構な美味で 日持ちして適当な塩気もあり
保存食ですね、夏山など行く時は ほんとに重宝な一品しています。
山帽子
2013/02/28 22:06
 山帽子さんへ
南北に長い日本列島、北と南では、季節の進行が随分違うようです。
今年は何と降雪日が多かったことか…。
先週の春を思わせるような日射しで、ここに来て一気に雪解けが進みました。
雪の下で植物たちはたくましく成長を続け、黒土から芽をのぞかせています。
信州の春ももうすぐです。
wagtail
URL
2013/03/02 13:06

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