おりふしの記

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zoom RSS 春の日射し と “花信風”

<<   作成日時 : 2013/03/11 23:48   >>

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 三日ほど家を留守にして出掛けていたが、帰ってみると陽気が随分春めいて、わずかに残っていた雪も、日陰の場所をのぞいては全て解け去っていた。 どうやら冬から春へのバトンタッチが行われたようだ。


 一週間ほど前までは、散歩道を歩くと、頬をなでる風は、まだまだ冷たさを感じた。 ところがきょうはサワサワとそよ風が吹き、福寿草も黄金の花を開き始めて華やかになってきた。 花が咲いたという報せや便りを 「花信」 という。 花々に向けて、そっと開花のタイミングを知らせる風が、「花信風」 だ。
 これからまだまだ花冷えしてしまう冷たい風が吹くこともあろうが、きょうの風は心も晴れて軽やかになる春風だ。 待ちに待った春の訪れが実感できる穏やかな日となった。
  

 うっとりとした柔らかな春の日射しが降り注ぎ、一気に福寿草が芽を伸ばし、次々と開花を始めている。 暖かな日射しのもと、膝を折り眺めて見ると、のんびりとした平安な景色が 「のどか」 に見える。 “のどか” は、 “長閑” と書く。 些細なことなど気にせず、心配の種など何もないそんな気分でずっといたいものだ。
 似たような言葉に、「麗らか」 という言葉がある。 春の陽光が伸びやかで心がうきたつ、おおらかで朗らかな気分になる様子だ。

 きょうは、3月11日。 忘れもしない未曾有の大災害が東北地方を襲った日だ。 震災から二年、被災を受けた方々に春は訪れているのだろうか。 春の来ない冬はないとはいうが、この春の訪れを被災地の方々はどんな気持ちで迎えているのだろうか。 一日も早く、気候面の春だけでなく、本当の意味での 「のどかな春」 が東北地方に訪れてほしい。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
決して 我々は忘れてはいけない風化させてはいけない出来ごとです。
もういい加減に言葉遊びは やめろよ〜!と
東京 永田町の先生方に言いたいですね。

永田町の偉い先生方にも一カ月でもいいから
仮設住宅に住んで実体験してほしいですなあ。
今 政治力がまさに 問われています。

さあ 春うらら 九州は今日あたり 春を飛び越えて
初夏でしたね、日中は20℃近くになったらしいです、
こちらの方は そんなに早くならないでも〜〜
信州にもやっと 春が来たのですね。
山帽子
2013/03/12 21:37
山帽子さんへ
我が家で春一番に咲く花がこのフクジュソウ。
春の来ない冬はない。
春遅い我が家の庭にも春はやって来ました。
きっと東北の被災地にも季節の春は巡ってくるでしょう。
しかし、本当の意味での春は、果たしてやって来ているのでしょうか…。

永田町の先生方、いったいどのくらいの方が現地に足を運び実体験をしたのでしょうか?
本当の現場・現実を目の当たりにしない人たちが、言葉だけのやりとりをしているのではないだろうか。
そんな心配すらしてしまいます。
党利党略から足を外し、本当に被災地の方々の思いに触れた対策をしてほしい、そんな思いでいっぱいです。
wagtail
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2013/03/13 15:13

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