おりふしの記

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zoom RSS アオツヅラフジの実と名前

<<   作成日時 : 2013/12/18 18:00   >>

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 冬枯れ状態になった野山を歩くと、葡萄の様な果実をたわわに付けた、アオツヅラフジの果実が人目を引く。 見た目には色といい艶といい実に美味しそうに見える。 しかし、鳥も食べないのか、いつまでもこうして付いている。
 

 夏の盛りの頃には、小さくて目立たない花を咲かせていたが、ほとんど気にかけることもないような植物だった。  ところがこの時期になると、このように葡萄に似た青黒色の実をたわわに付け、人目を引く。 白い粉を吹く実は、青黒く見えとても綺麗で美味しそうに見える。 ちょっと、手を伸ばして口に入れてみたくなるところだが、実は食べられない。 どうやらこの実は有毒らしい。
 

 前述のようにこの実はアオツヅラフジと言われている。 この名前の由来については、葛篭(ツヅラ)を作ったツヅラフジ科のツル性植物で、青い実を付けることからアオツヅラフジという名になったという説が一般的になっているが、実際は違うようだ。
 本来、このアオツヅラフジの名前は現在のツヅラフジの別名だったらしく、江戸時代の本草学者がそれまでカミエビと呼ばれていたこの植物を誤ってアオツヅラフジと記述したためそれが一般化してしまったらしい。 植物に興味のある方ならほとんど知っているであろう有名な本草学者の牧野富太郎博士がある書物の中で、このアオツヅラフジの名は、「本来は昔から使われているカミエビの名前であるべきだ」 との主張をしている。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
植物の名は面白いですね。
どこかで名を誤ってもそのままの名が
今も使われている植物がいくつかあるように思います。
それにしましても、綺麗な実ですね。
巨峰のような色で、手を伸ばしたくなります。
有毒であっても身体に解毒する物質があって
食べてしまう昆虫もいるようですね。

雅♪
2013/12/18 22:00
 雅♪さんへ
白く粉を吹いたようなブドウに似た実、いかにも美味しそうです。
一粒だけ口にした方の話だと、ちょっとした甘味があるようですよ。
わたしにはちょっとそんな勇気はありませんが…。
体内に入れた毒を解毒してしまう生物、
自然界には不思議や驚き、感動するようなことがいっぱいですねぇ。
wagtail
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2013/12/19 13:29

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