おりふしの記

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zoom RSS アレチウリの猛威

<<   作成日時 : 2014/09/15 16:03   >>

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 夏の終わりからこの秋の始めにかけ、林縁・荒地・河岸・河川敷・原野・畑地などの至る所で、下の写真のような花が見られる。 色合いといい形といい、何とも美しくかわいい感じの花だが、この植物は雌雄同株で、雄花と雌花がある。 この花を咲かせる植物は、いわずと知れた、あのアレチウリだ。 

アレチウリの雄花

アレチウリの雌花

 アレチウリの原産地は北アメリカで、日本へは輸入された穀物に混じって渡来したものと考えられている。
 ウリ科の一年生草本で、生育速度が非常に速いつる性植物であり、長さ数〜十数mになり群生することが多い植物だ。
 長野県の千曲川で調査したところ、アレチウリが大量にある場所では、他の植物がほとんど生育しないことが明らかになっている。 下の写真は、わたしの散歩道脇の空き地の様子だが、キュウリやスイカなど他のウリ科の植物と同様に長いツルを伸ばして他の植物に覆いかぶさり、その植物の成長を妨げている。 毎年こうした状況が続き、最終的にはアレチウリに覆われた植物は枯死してしまうのだ。 こうして、動植物に悪影響を及ぼすとして、「特定外来生物」 に指定されているのだ。

全ての植物を覆い尽くすアレチウリの蔓

 全国の河川敷等で大繁茂し、河原の固有種との競合や駆逐のおそれから、各地で駆除が実施されている。
 長野県では、アレチウリの駆除活動を推進するため、毎年7月の最後の日曜日を 「アレチウリ駆除全県統一行動日」 とし、駆除を行う民間団体、市町村、県等が連携して駆除活動を行っている。 
 夏になると、アレチウリが繁茂したところで、アレチウリの “抜き取り” 活動をしている姿を時々見掛けるのは、多分このボランティア活動の一環だろう。
 非常に原始的だが、この抜き取り法が一番効果的な駆除法だといわれている。 他の植物を覆い尽くしてしまう上のような光景を目の当たりにすると、本当にこの植物は撲滅しなければ大変なことになるぞと思うのだ。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
今晩は。全く繁殖力が旺盛で困ってしまいます。長野県では、全県あげて撲滅運動をしてると、他のブロガ−さんから教えていただきました。この時期、よく見られる光景ですね。今、我が家の側は、雑草刈りが済んでスッキリしています。今のところ、アレチウリ、綺麗になくなっています。
行き当たりばったり
2014/09/19 19:32
行き当たりばったりさんへ
わたしの町には千曲川が流れていますが、
河原に下りるとニセアカシヤやアレチウリが広がっています。
冬ともなると枯れたアレチウリに覆われた光景は、荒涼たるものです。
アレチウリ羽から抜いて始末しないとまた翌年出てくるやっかいな植物です。
長野県の撲滅運動、どこまで成果が上がっているのかつかんでいませんが、
気長に活動を続ければ、何年かごには…と期待するのですが。
wagtail
URL
2014/09/20 10:29

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