おりふしの記

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zoom RSS 蝉の抜け殻

<<   作成日時 : 2016/08/03 18:03   >>

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 梅雨が空けた頃から、随分蝉の声がたくさん聞こえるようになった。 声はすれどもなかなかその姿をとらえることが難しいが、ミンミンゼミだろうか、久しぶりにその姿をとらえることができた。


 こちらの気配を察知したのか、あっと言う間に逃げられてしまったが、5分ほどさらに山道を歩いて行くと、今度は、小指ほどの太さの枯れ枝にしがみつくセミの抜け殻を見付けた。

      わくらばに取り付きて蝉のもぬけ哉  島崎藤村

 セミの種類によって違うが、蝉の幼虫は、2〜10年もの間、土の中で地上に出る準備をしているという。 成長した幼虫はこうして木に登り、背中がわれて茶色の固い皮を脱ぎ、湿っていた羽を時間をかけてゆっくりと伸ばして、やがて空に飛んでいく。


 鋭い爪でしっかりと茎をつかんだ抜け殻の姿を見ると、蝉の「生きること」への執着のようなものさえ感じる。
 昨日の激しい雷雨とは打って変わった晴天の暑い朝、四方八方からこの晴天を待っていたかのようにセミの大合唱が広がり、猛暑の一日を予感させる。

 

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コメント(2件)

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今週は 連日雷・大雨注意報が出続けている長野県ですね。昨日も大きな雷が鳴りました。
蝉は 最近は東京の方が多いように感じます。抜け殻も沢山落ちてます。それもアブラゼミばかりで 先日ミンミンゼミの鳴くのを聞き 何だか嬉しかったです。そのくらい久し振りでした。
しおん
2016/08/06 23:14
 しおんさんへ
気のせいかも知れませんが、
今年は蝉の鳴き声が少ないような気がします。
これからでしょうかねぇ。
このところ、待機が不安定になり
激しい雷雨が突然やって来ることが多くなっています。
涼しくなるのはいいのですが、
夕方の急な雨には、閉口します。
wagtail
URL
2016/08/07 11:15

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