おりふしの記

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zoom RSS 侵略的外来種の アレチウリ

<<   作成日時 : 2016/09/26 14:02   >>

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 9月に入ってからその繁茂ぶりが目に付くようになってきたこの植物、クズと並んで大分多くの人々の意識に上がるようになったのではないだろうか。 このところ河川敷や荒れ地に出向くとこれが繁茂しているのが目に付くアレチウリだ。


 アメリカやカナダからの輸入大豆に種子が混入、豆腐屋を中心に拡大したといわれている。 近年は飼料畑・河川敷・放棄畑・荒れ地などで多く見られる。 侵略的外来植物であるアレチウリは、その旺盛な繁茂により在来の生態系を破壊し、動植物に悪影響を及ぼすとして、平成18年2月に国により 「特定外来生物」 に指定されている。


 蔓性の植物で、長いもので10メートル以上に成長し、他の植物に巻きつきながら覆いかぶさり、下になった植物を枯らしてしまう。 この写真はわたしの散歩道の荒れ地で撮影したものだが、毎年こうして繁茂するためアレチウリの下になった植物は枯れてしまっている。 また、冬になると枯死するが、茎は枯れて樹木から垂れ下がり、大きな茶色のガーゼが掛かっているような状況となって非常に見苦しい光景を呈する。


 8月下旬頃から花が咲き始め、こうした状況は、10月まで続く。 10月になるとおびただしい数の種子を落とすため、翌年もまた同じような状況となる。
 駆除の一番有効な方法は抜き取ることだが、ここまで生長してしまうと、茎にはザラザラ感があるし、繁茂したアレチウリの中に入り込み、長い茎をたどって根元を探し当て抜き取るのは容易なことではない。 やはり、余り茎を伸ばさない成長段階の早いうちに抜き取り、封じ込めるのが一番だろう。 数年間継続してこの作業が必要なことはいうまでもない。
 

 わたしたちの身の回りには結構こうした 「特定外来生物」 と言われる 「害草」 は多く存在しているものだ。 このアレチウリは意図的に持ち込まれてきた植物ではないが、このアレチウリや黄色い花を咲かせてあちこちで見掛ける 「オオキンケイギク」 (やはり、アレチウリ同様 「特定外来生物」 に指定されている) を見るたび、生態系に及ぼす悪影響を心配してしまう。

 蛇足になるが、わたしもオオキンケイギクが 「特定外来生物」 であることを知らずに、見事に咲く黄色い花にひかれ庭で楽しんでいた時期があった。  「特定外来生物」 であることを知ってから、以前ここでも記述したように庭からオオキンケイギクを引き抜く作業を始め、2年ほどで撲滅することができた。 今では、完全に我が家の庭からオオキンケイギクの姿は見られなくなっている。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは

今回の日曜日は久しぶりに晴れた伊那谷でした。午前中は仲間と一緒にいつもの里山整備作業でした。
私が草を刈っていると???もしや?と、山野草や野鳥などに詳しい会長に見てもらったところ、アレチウリではないということで、ちょっと一安心しましたが、何せ葛の繁殖がものすごく旺盛でして、ここ数年草刈りと平行して葛退治に閉口しております・・・

たっきー
URL
2016/09/26 23:51
 たっきーさんへ
秋雨前線が居座り、本当に雨がよく降ります。
デジブラに出掛けられる日もめっきり少なくなってしまっています。
週間天気予報を見ても、パットしません。
早く爽やかな秋空が広がって欲しいものです。
家の近くの雑木林もクズの葉で覆われています。
クズとアレチウリが競合しているような荒れ地も多く見受けられます。
やはり、人の手が入っていない場所は、
益々荒れ地化していってしまうんですね。
散歩道の雑木林も放置されており、
見苦しい状況を目にするようになり、寂しい思いがつのります。
wagtail
URL
2016/09/29 09:38

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