おりふしの記

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zoom RSS 犬ふぐり 星のまたたく如くなり

<<   作成日時 : 2010/03/05 19:56   >>

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 きょうの日中は5月を思わせるような暖かさだった。気持ちのよい日差しを受けて、のんびり歩いてみると、様々な春の野草が躍動している様が見られる。 それらの中に、ひときわ鮮やかな色彩を放つ小さな瑠璃色の花が目につく。
 3月にはいって三寒四温を繰り返し、度重なる雨で急に春めいてきた。 春になると道端や田畑の土手など陽の当るところで咲き誇っているのがオオイヌノフグリだ。 瑠璃色の小花が一面に咲いていると、なかなか見応えがあり目を引くものだ。 




 オオイヌノフグリはまだ冷たい季節風が吹きさらす頃から、いち早く 「春めいた光」 を察知して日当たりのいい南向きの田畑の土手の斜面に小さな青い花をちりばめる。 高浜虚子が、 「犬ふぐり 星のまたたく如くなり」 とうたっているが、まさにその通りの眺めだ。
 この花を見ると春の訪れが近いことを感じ、今までの長く寒い冬から解放されるような喜びさえ感じる。 春はそこまで来ているのだ。


  この花は一日しか咲いておらず、夕方には閉じてしまう。 おしべは2本、濃紺の葯の中にはたくさんの花粉が包まれている。 一日花であるが、昆虫による受粉がかなわなかった時には、夕方花が閉じる時に自花受粉をするのだ。 虫が花粉を運んでくれない最悪の場合でも自分の花粉で受粉するという、確実に種子を残すためのオオイヌノフグリの戦略なのだ。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
「犬ふぐり 星のまたたく如くなり」
この句は素敵ですね。
私も好きな句です。
この花が見られると、もう春ですね。
我が家の庭はモグラが悪戯しています。
明日は啓蟄・・・モグラの活動は
いつも今頃です
雅♪
2010/03/05 21:38
雅♪さんへ
高浜虚子のこのうたは、本当にイヌノフグリの咲いている様子をよく表していると思います。
余りにもポピュラーな花ですから、いつ頃から咲き始めていたのか意識せずにここまで来てしまいました。
朝見たときはまだ日が差していませんでしたから固く閉じていましたが、昼頃には陽射しを浴びて、それこそ星を散りばめたように、青い花がたくさん開花していました。
啓蟄、いよいよ春ですねぇ。
wagtail
2010/03/06 16:56

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