おりふしの記

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zoom RSS 闘争心旺盛な ジョウビタキ

<<   作成日時 : 2013/11/27 23:25   >>

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 11月に入ってから、少しずつ “冬鳥” の姿を見掛けるようになった。 “冬鳥” というのは、秋になると北の地域からわたってきて冬を越し、春には北の地域に戻って繁殖する鳥だ。 その “冬鳥” の一つにジョウビタキという鳥がいる。


 ヒッヒッヒッ…カッカ・カッカと良く鳴いている。 見晴らしの良い杭や木の枝・電線・家の屋根などに留まって、お辞儀をしているのがこの小鳥だ。 川原や公園、民家の庭などでも見られる。 写真のジョウビタキは雄だが、スズメくらいの大きさで、頭頂は灰白色、腹のオレンジ色が目立つ。
 このジョウビタキ、朝の散歩をしているたびに、近所の裏庭の煙突の上でよく姿を見掛ける。 始めはあまり気にしなかったが、あまりにもこの煙突に姿を見せることが多いので、何かあるのだろうかと気になり始めた。


 先日もやはり煙突の上に姿を現した。 ちょっと足を止めて観察していると、ジョウビタキは煙突に向かって立ち止まった。 この煙突はステンレス製で、ジョウビタキの姿はきれいに映っているではないか。 その光景を見て、「もしや…。」 とある思いが頭をよぎった。
 ジョウビタキは、日本で過ごす冬季は、一羽毎縄張りを持って生活している。 そして、縄張り意識が強く闘争心も旺盛で、自分の縄張りに入った侵入者に対して、攻撃を仕掛けるのだ。 しばし自分の姿を見ていたと思ったら、やはりその姿に向かって明らかに攻撃するような姿勢をとって、盛んにつついたり、体をぶつけたりし始めた。



 何度となく自分の姿に向かって攻撃を続けていた。 煙突に映った自分の姿を縄張りに侵入した他の雄個体だと思い、執拗に攻撃を仕掛けているのだ。 時には、車やバイクのミラーに映った自分の姿を他の雄と思い込み、攻撃する姿もしばしば見られる。
 このように闘争心が強く、ガラスや鏡に映った自分の姿を見たら攻撃を仕掛け、時にはガラスに体当たりして脳しんとうを起こしたりすることもある。 この強い縄張り意識と攻撃性から、毎朝自分の縄張りに侵入した雄が気になり (実は自分の姿なのだが)、 こうして縄張り内にある煙突の上に飛来しているのだろう。



 今朝もやはりこの煙突に映し出された自分の姿に向かって攻撃を仕掛けていた。 この縄張り内にいる間は、冬の間中攻撃活動が続くのだろうか。 それとも、ある時期に手打ちをすることがあるのだろうか。 何とも気になるジョウビタキの縄張り防衛行動だ。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
今晩は。面白い習性です。身近な様子をじっくり観察され、考察されている。
観察はこういうふうにするものなのですね。
行き当たりばったり
2013/11/28 22:53
 行き当たりばったりさんへ
足下の動植物の世界には、数々の興味深いことがありますね。
そんな光景に出会うことがおもしろくて、日々散策がやめられません。
ジョウビタキの闘争心は相当なもので
、時には鏡などに激突して、死に至ることもあるようです。
wagtail
URL
2013/11/29 14:36
ジョウビタキっていう名前覚えました。とても写真がきれいで鮮明。そして威嚇している姿がちゃんととらえられていて、すごいですね。
何かこんな人がいますね。誰かを彷彿とさせます。人間はもっとちゃんと相手を見つめて、優しく賢く友だちづきあいしたいものですね。
春はあ
2013/11/29 18:15
 春ばあさんへ
闘争心が強い鳥で、こうして自分の姿に向かって攻撃します。
ダンディーな姿の鳥なんですが…。
野鳥の世界にも様々な鳥がいますが、
確かに人間社会でもこうした攻撃的な言動の方を見掛けることもありますね。
鳥も様々、人も様々ですか…。
wagtail
URL
2013/11/30 12:01

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