おりふしの記

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zoom RSS ウスタビガの繭

<<   作成日時 : 2013/12/16 16:32   >>

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 葉がすっかり落ちて、裸木になった冬の雑木林を歩いてみると、枝先に黄緑色の美しい繭がぶら下がっているのがよく見られる。 緑の葉が茂っている夏の間はほとんど見つけることができないが、落葉期が終わると遠くからでもすぐに見つけられるヤママユ科のウスタビガという蛾の仲間が作った繭だ。


 この繭については今まで何度か掲載してきたが、ウスタビガは、漢字では 「薄手火蛾」 とか 「薄足袋蛾」 と書くのだが、「手火」 とは、提灯のことで、繭の形が提灯や足袋の形に似ているからこの名が付いたらしい。
 春に卵から幼虫となり、6月中・下旬に繭、11月ごろに羽化して蛾になる。 従ってこの時期に見つかるこれらの繭は、中を覗くと空っぽで中身はなく、底に雨水を抜くための小さな穴があいている。 


 細い木の枝に繭の糸を絡ませて、強風にも飛ばされないようにしっかりくっついている。 この繭が目立つのは、地上50pから1m50pくらいのちょうど目の高さ位の位置に作られていることと、なかなか変色しない鮮やかな黄緑色、そして一風変わった形が興味をそそるからだろう。 それにしても、これほど複雑な形の繭をどのウスタビガも同じ形で完成させるのだから本当に不思議だなぁと思う。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
今晩は。ほんとに丈夫な繭ですね。雨風にも負けない---。この色が実にいいです。
私も、こういう観察を楽しく感じています。冬なりの楽しみ方ですね。
行き当たりばったり
2013/12/16 22:42
 行き当たりばったりさんへ
数年間は、ほぼ色も形も原形をとどめているのではないでしょうか?
1匹の蛾が、こんなすばらしい繭を作るのですから、
昆虫類のこうした秘められた能力には驚かされます。
冬期間の雑木林は、こうした繭や実で結構楽しめます。
wagtail
URL
2013/12/17 17:19

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