おりふしの記

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zoom RSS ススキの花

<<   作成日時 : 2016/09/07 23:30   >>

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 「山は暮れて  野は黄昏(たそがれ)の  芒(すすき)かな」    与謝蕪村

 8月下旬頃からよく散歩道の道端で目にするススキ。 最初は緑色で青々としていたが、いつのまにか花を咲かせていたり、白いフサフサした穂をつけるようになった。


 子どもの頃には、穂が白くなったススキを振り回してよく遊んだものだが、十五夜のお月見の時にも団子と一緒に飾る風習でも知られているススキ。
 ススキが花を咲かせていると前述したが、野山、道端など至る所に生え、昔から人々の暮らしとも関わりが深い関わりを持っているススキだが、ススキってどんな花をつけてるのか知らない人も多いのではないだろうか。
 ススキの花には花弁がない。 雄しべと雌しべだけの原始的な花とも言える。 子どもの頃振り回した我々がよく見る白く光る馴染みの穂は、種子から出た白い綿毛を見ているわけであり、花の時期はとうに過ぎている。


 今散歩道では、遠目にもススキの先端が10数本の触角状の穂先に分かれた、その1本1本に小さな何かがぶら下がっているのが見られる。 実はこれがススキの雄しべと雌しべなのだ。 さらに近寄ってみよう。 下の写真の黄色いバナナのような花粉嚢がぶら下がっているのが雄しべ。 そして、紫色のフジの花房のようなものが雌しべ
 注意深く観察すれば、だれにもこの雄しべと雌しべを見付けることができると思う。 ただ、この雄しべと雌しべの見られる時期は短く、3日ほどで終わる。 道端でススキの穂を見掛けたら、是非近寄ってススキの花をじっくりと観察してみるとおもしろい。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
今晩は。じっくりと素晴らしい観察ですね。
実際、このように見たことはありません。
持参のデジカメでも、こうは撮れません。
じっくり目で見たいと思います。
行き当たりばったり
2016/09/09 23:11
行き当たりばったりさんへ
限られた短い期間しか観察できませんが、
こうして稲やススキのように花びらのない原始的な花も
捨てがたい趣があり、興味をくすぐられます。
晩秋の白い穂が一面に広がり夕日に光り輝く
夕暮れのススキヶ原の光景もまたいいですよね。
wagtail
URL
2016/09/10 10:56

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